プラークによる悪事の代表格、むし歯の話です。
痛い、しみる、ごはんがおいしくなくなる、集中力がなくなる、見た目が変わる…。
むし歯になると、本当にろくなことがありません。
むし歯のできる要因は四種類あります。
プラークの元になる細菌(バイキン)と養分になる糖、それから、宿主の体質と、
プラークが成熟しむし歯を作るまでの時間です。これら4つが同時に起こって初めて
むし歯ができます。逆に言うと、これらのうち一つでも欠ければむし歯になりません。
むし歯はそれだけ、いろいろな要素が絡まりあっているのです。
むし歯は、プラークが作る酸によって、歯が溶かされていく病気ですが、4つの段階に分かれて進んでいきます。
その様子と特徴、治療の方法を見てみましょう。